『輝くもの天より墜ち』のTRPGリプレイに最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございます。
このリプレイは、『Plain D20』を多くの方に知っていただき、プレイヤーとしてセッションに参加していただけるだけの下地を作ってもらうことを目的として書き上げたものです。このセッション以外にもリプレイ化の候補となったセッションはいくつかあったのですが、『Plain D20』の特長でもあるキャラクターたちの助け合う姿が最も顕著にあらわれていたのがこのセッションであったため、この話をリプレイ化することにしました。
この物語に登場する5人のPCたちは、それぞれがとても個性的で生き生きと行動しており、いずれも愛すべきキャラクターになっていたものと思います。セッション中、GMの発言を必要とせず、PC間だけで長いやり取りが交わされるシーンが何度も見られたのですが、そういった時間が訪れるたびにわたしは手ごたえを感じずにはいられませんでした。GMとして冒険の舞台は用意しますが、その上で繰り広げられる物語はプレイヤーに描いて欲しいというのが、常日頃からのわたしの願いです。
もともとは1日で終わらせる予定のセッションだったのですが、思っていた以上にプレイヤーによる演出が追加され、盛り上がりを見せるとともに、見学者までも途中参加を希望する流れとなったため、このセッションは2日に渡って行われました。それだけ長時間(2日計12時間)に渡るセッションとなったわけですが、だからといって中だるみすることもなく、最後までプレイヤーが積極的にセッションを楽しもうとしてくれたことに、とても感謝しています。なにより、セッション終了後にプレイヤー全員から温かな拍手をもらえたことがGMとして嬉しかったです。
そのような感じで、わたしたちが『Plain D20』で遊んで紡いだのがこの物語です。もし、この物語を読んでくれた方が、この物語を気に入ってくれて、さらに『Plain D20』をプレイしてみようと思ってくれたのであれば、これに勝る喜びはありません。
ただ、いきなりそれぞれのコミュニティで『Plain D20』をプレイするというのも難しいかもしれません。ですので、もしSNSやメールなどでご連絡いただければ、わたしがGMとしてオンラインセッションを開催いたしますので、興味を持たれた方はぜひご連絡ください。オンラインセッション向けのシナリオを用意してお待ちしております。
メールはページ下部から、Twitterのアカウントは「@TrpgRoki」です。
そして、ここからは蛇足。GMの自己満足的『輝くもの天より墜ち』ネタバレ解説です。
すでにお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、このシナリオは懐かしきファンタジー映画『ウィロー』を下敷きとして作ったものです。
『ウィロー』のあらすじをザックリと書くと、悪を滅ぼすとされる力を持った赤ん坊を拾った小人族の村に住む主人公が、その赤ん坊を村の外に捨ててくることになり、その途中で悪い魔女に赤ん坊をさらわれてしまったため、赤ん坊を救出するため魔女の居城へと乗り込むことになる――といった内容であり、ディテールこそ違えども、プロットそのものはかなりの部分で重なっています。
もし『ウィロー』を未視聴の方は、映画をご覧いただければさらにイメージを補完していただけるかと思います。それを抜きにしても、ロン・ハワード監督&ジョージ・ルーカス原案という強力タッグによるファンタジー好きにとっては必見の映画ですので、この機会に観ておきましょう! マッドマーティガン最高ッ!
実際のセッションではNPCなどの立ち絵として版権絵を用いていたのですが、リプレイ化するにあたりすべて書き直しました。主なNPCは『タクティクスオウガ 運命の輪 Art Works』、闇鴉と闇人は『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』の「影の怪鳥」と「影の使者」の絵を用いており、どれもかなり格好良かったのですが、わたしの描いた絵だと貧相になってしまいましたね(笑)。なお、リプレイで用いている絵は、ニンテンドーDS版の『ファイナルファンタジーIII』などを参考にしています。
これまでのリプレイとはイラストの絵柄を変えていますが、これはデフォルメタッチのベクター画像のほうが表情差分などを用意しやすかったためです。物語の作風からするとリアル調のほうがあっていたかもしれませんが、その場合、表情差分は用意していなかったでしょうね。
夏のはじまりに植えたオーツ麦の収穫を終えて秋の収穫祭を迎える――という導入で始まったこの物語ですが、本来であれば春か秋に蒔かれるはずのオーツ麦をあえて指定しておいて、その時期をずらすのは不自然でないのかと気が付いた方はさすがです。
実は、サットン村をはじめとするウォーラム男爵領周辺では、ある不思議な力により季節に関わらず収穫を得られるようになっていました。その不思議な力こそ、金竜クレメンタインがもたらしてくれていた恩恵です。なお、この恩恵は、別のセッションで得られたものです。
作中に登場した山の民はレイモンドが変装したものでしたが、それとは別に本当の山の民というものも存在しています。
“山の頂上から中腹までの範囲を主な活動領域としており、ひとたび遭遇してしまえば戦いは避けられない”と伝えられる山の民とは、すなわちオウルベアのことです。そのため、レイモンドは鳥の仮面をつけ、獣の毛皮をまとっていたのでした。
同じシナリオの別のセッションでは、PCたちが山の民との闘いに敗北してしまい、正規団員になれないまま物語が進んでいきました。そして、すべての事件が終わってサットン村に帰還したPCたちをソフィア婆さんが出迎え、そこでレイモンドから預かっていたと言ってメダルを渡すというシーンが展開されました。
今回のセッション終了後、プレイヤーたちにその話をしたところ、物語の終わり方としてはそちらの展開のほうが良かったという意見が多数を占めました。まあ、物語の最初の課題が最終盤で決着するという展開はまとまりがいいですからね。ただ、その場合にはキャンプでの夜営がお通夜状態になるので、一長一短なところではあります。
“百代の微睡み”という詩に暗示された「大いなる者」、つまり成長した百代のもつ力とは、周囲の人間の願いを集積し、増幅させ、顕在化させるというものでした。
もともと「LOST」の世界設定として、生物の意識は周囲の事象になんらかの影響を及ぼすというものがあり、それに現状を保とうとする力が抵抗することで世界が維持されているのですが、魔法を習得することでこのバランスを崩し、さまざまな事象を引き起こせるようになるということになっています。本来であれば人間の微弱な願いが世界のバランスを壊すほどの力を持つことなどないのですが、これがひとたび百代を介すと、強大な力をもって発現するわけです。
クレアが登場したのち、PCたちのレベルが向上したのもこの効果です。迫りくる危機に対して自分たちが立ち向かわなければならないと感じたPCたちの想いが、クレアを通してPCたちの力量を引き上げたのでした。
クライマックスシーンでエリオットが「この感情が、今クレアに流れ込んでいるってことなの……?」という発言をしていましたが、実際のところは周囲から発せられた微弱な殺意をクレアが集積・増幅してしまい、それをエリオットたちが感じ取ったという構図になっていました。ですので、この時点で城塞騎士たちはそこまで確固たる殺意は抱いていなかったのです。
クレメンタインが空を飛んでいくシーンでは、GMからその飛行速度が時速50キロ以上であると説明されています。その速度は航空機と比較するととても遅く感じられるかもしれませんが、これはダンジョンズ&ドラゴンズに登場する“フライ”の魔法の飛行速度を想定して設定されているものです。
なお、「LOST」に登場するドラゴンなどの大型飛行生物は鳥のように翼を使って空気を押し下げることで飛行しているわけではなく、翼を動かして“ショート・フライ”という魔力消費の極めて少ない瞬間魔法を発動させることで身体を前上方に跳ね上げ、その直後に翼で滑空するということを繰り返して飛んでいます。
もし、高度を取ってからの滑空であれば、時速200キロ近い速度がでることでしょう。
クレアは少女の姿をしていましたが、あれはレイモンドとPCたちが庇護される者の象徴として少女の姿をイメージしていたからあのような姿になったという設定で、本来「LOST」のドラゴンに性別はなく、無性生殖で子孫を残します。
参加するプレイヤーの好みによっては、クレアは男の子の姿になっていたことでしょう(笑)。
クレメンタインやクレア、そしてPCたちに襲い掛かってきた闇は、すべてスカーレットが長い時間をかけて作り出した魔法生物です。しかし、闇は夜にしか活動できないため、あまり使い勝手はよくなかったようです。そのため、日中も常時連れ歩けるゴーレムと、護衛用にリビングアーマーを用意していたのはリプレイで読んでいただいた通りです。
ソフィア婆さんの口から語られた、この話の核心である“百代の微睡み”の詩ですが、「囁き 謳い 祈り 念じよ」とは、もちろんWizardryの「MURMUR - CHANT - PRAY - INVOKE!」に対するオマージュです。
その昔、「CHANT」は「詠唱」と訳され、その意味合いと語呂感から和訳では「CHANT」と「PRAY」の並びが前後したこともありますが、わたしは「CHANT」を「謳い」と訳して、これらの言葉を「囁き:確認」「謳い:発信」「祈り:懇願」「念じよ:渇望」というトランス状態に至るまでの過程だと解釈しています。
軽く流し読みしてしまった人のためにあえて強調しておきますが、クレアにからかわれるアルフォンスのことを見て、メイジーが相関関係を修正するシーンにはグッときます。そのことを静かに察するフェルナンドと、見当違いなことを言うエリオットとの対比が、またいい味を出していました。
エピローグ時点でもアルフォンス自身はそのことに気が付いていなさそうですが……(苦笑)。
エイルマーの森はシナリオの分岐点であり、ヴェロニカことスカーレットとの接触を拒んだり、ヴェロニカにクレアを託したり、あるいは人買いにクレアを売り払った場合などには、港町ポートレッジ編などの別ルートが用意されていました。そして、それらのルートでは、もう少し教会の内情に踏み込んだエピソードが語られる予定でした。まあ、どのルートに進んだとしても、レイモンドとクレアは似たような運命をたどることになるのですが……(苦笑)。
レイモンドとスカーレットの対決では、死亡フラグを立てまくっていたレイモンドが大方の予想を裏切って勝利を収めるのではないかとプレイヤーに思ってもらえるように、あらかじめ周到に台本を作っておきました。そしてPCが原因で敗北するというお約束。
その美味しい役どころ故に、アルフォンスがそのターゲットとなった瞬間、思わず喜びの声を上げたのもうなずけます。エリオットが4杯目のワインを飲ませたことも、最高の前振りとなりました(笑)。
さすがに各キャラクターに向けた遺言をすべてアドリブで言う自信は、わたしにはありませんでした。この部分は、全8種類用意していた遺言のうちもっともPCのイメージにあったものを、多少のアレンジを加えて読み上げています。
レイモンドを埋葬したあとでフェルナンドが皆を集めて神に誓いを立てるシーンがありますが、これは「LOST」に登場する同じ目的を持つ者たちが一蓮托生を誓う魔法を意識してのもので、このシーン以外にも、フェルナンドはちょくちょく世界設定に沿った演出を入れてくれています。
ありがとう、フェルナンド。
あとになって冷静に考えてみたら、そもそもフェルナンドの家族が城郭都市ウォーラムに住んでいた可能性もなくはありませんでした。むしろ、そこからよその土地に移り住もうと移動していたときに野盗に襲われたということであれば、設定的にも合点がいきますね。まあ、過ぎたことですが。
本来、城郭都市ウォーラムに到着したあとは、情報収集判定のダイスロールだけおこなって内郭に潜入するシーンに繋げる予定だったのですが、新たにイハーサが加わったこともあり、しばらくアドリブ展開を続けることにしました。
1日目の終盤でかなりシリアスな展開となっていたので、緩急を付けるべく、ここではあえておふざけ要素を入れていますし、同様にプレイヤーからのおふざけも許容しています。リプレイとしては少し間延びしてしまった感もありますが、そのあたりを察していただけると幸いです。実際、プレイヤーたちはこのシーンのやり取りをとても楽しんでプレイしていました。
裏通りでゴロツキたちに絡まれたメイジーたちに対して、GMから何度も数の優位性をアピールしておきましたが、『Plain D20』で遊ぶときにはくれぐれもこのことに十分注意してください。
実際に計算してみるとわかると思いますが、『Plain D20』においてレベルの差は絶対的な戦力の差にはなりません。仮に平均的に能力値を成長させていった場合、レベル1の差は達成値では「0.4」程度の差となります。それに対して、《D20》の期待値は「10.5」、《D20》を2回振たときの出目の大きいほうの期待値は「13.825」。その差は「3.325」と絶大です。
だいたいの目安として、人数差が2対1の場合は8レベル格上に、3対1の場合は12レベル格上に、4対1の場合は14レベル格上に勝てると覚えておいてください。ただし、これは多数側がうまくダメージコントロールして、途中で脱落するものがいなかった場合の話です。逆に、数的に劣勢な側は敵の頭数を優先的に減らすようにすれば、確率的に戦いを優位に進められるはずです。
内郭に入ってからの情報収集については、イハーサが鋭い読みを見せたことから、かえってチグハグしたものになってしまいました。
もともとのGMの想定では、各所を調査している途中でランダムに伝書鳩が飛んできて、なぜかカラスに襲われないその鳩が城壁塔の窓枠に止まっているのを偶然発見するという流れになるはずでした。ところが、そのことを察したイハーサから鳩が来るのを待つというアイディアが出されたことで、PCにとっては偶然であるはずのことに貴重な時間を賭けるといった展開になってしまいました。そのことに必死に抵抗したエリオットの気持ちもわからなくはありません。
まあ、そのことが切っ掛けとなり、単なる仲良しこよしでは終わらず、なんとかしてクレアを無事に助け出したいという気持ちをそれぞれが抱えたうえで互いの考えをぶつけ合うシーンが産まれたので、そういった点では価値があったと思います。
最終戦闘を前に、他人を信じ、頼ることができない人の代表としてウォーラム男爵が登場します。ただ、これまで名前こそ何度か登場してきていたものの、直接関わり合いのある人物というわけではないウォーラム男爵に対して、サットン村の若者たちはどのような接し方をしていいかわからなかったかもしれません。
一応、それまでにウォーラム男爵とレイモンドの過去情報は公開されていたので、PC側からレイモンドに代わってウォーラム男爵の目を覚まさせてやるという方向に持っていってもらえたらうまくまとまるかなという淡い期待もあったのですが、ちょっとプレイヤーに多くを委ねすぎでしょうか。
そのようなこともあり、このあたりでは直接因縁のあるイハーサがかなり前面に出てくることとなりました。これは、GMの用意したシナリオ構成の欠点でもあります。
でもね、言い訳しておくと、『ウィロー』に登場するPC級のキャラクターで、敵ボスに当たるバヴモーダ女王と因縁があったのって、後半になって仲間になったソーシャだけなんだよね。『ウィロー』に限らず、世の中には直接的な因縁を持たない相手がボスとして登場する作品なんていくらでもあるわけなのよ……。うん、だから大丈夫だ。問題ない。
作中に登場したスモール・ダークドラゴンは幼竜に過ぎません。成熟したスモール・ドラゴンは10メートル級のサイズとなり、レベル15以上の部位持ち(実質3ユニット扱い)になります。
ちなみに、子供を宿すサイズまで成長した50メートル級のクレメンタインはラージ・ドラゴンとなっており、レベル90以上を想定しています。また、ほかのシナリオでは250メートル級のヒュージ・ドラゴンが登場したこともありました。やっぱり、ドラゴンはファンタジー世界のロマンを象徴する存在ですね。
なお、作中ではクレメンタインが巨大な闇鴉との闘いの果てに相打ちとなり、絶命していましたが、墜落することさえなければ問題なく勝利していたことでしょう。もちろん、スカーレットもそれを見越して、あのタイミングで巨大闇鴉を仕向けたわけですが。
物語の設定上、ウォーラム男爵はもっと高いレベルにしておくべきでした。でないと、レベル10のレイモンドが赤子扱いされたことの説得力が……。
せめて、イハーサが加わったときに行ったバランス調整で、ウォーラム男爵のレベルを16くらいまで上げておけばよかったのですが、つい計算が楽なスモール・ダークドラゴンとスケルトンのほうを強化してしまいました。レベルが高くなると、能力値上昇のコストが変わってくるので、計算するのが面倒なんですよね(苦笑)。
というわけで、きっとウォーラム男爵は4年間城内に引きこもっているうちに弱体化してしまったに違いありません! 1年ごとにレベル1ダウン。歳月は人を変えるって、きっとこういうことなんだろうなぁ……(違う)。
ウォーラム男爵が装備していた“勝利の剣”は、まんま北欧神話の神フレイの所持していた“勝利の剣”がモデルであり、『Fateシリーズ』で“約束された勝利の剣”と表記される、アーサー王の所持する“エクスカリバー”とは別物です。
でも、そこにはちょっとしたニアミスがありまして、スカーレットが所持していた短剣のほうはアーサー王が所持していたとされる“カルンウェナン”がモデルで、リプレイでは不要な情報なので無名としましたが、実際のセッションではそのまま“カルンウェナン”と呼んでいました。
アーサー王は、歩くマジックアイテム百貨店や!
今回のシナリオでは、百代の子を死なせてしまうとバッドエンディング、城塞騎士たちがウォーラム男爵を私刑にするとノーマルエンディング、ウォーラム男爵を正式な手続きを踏んで失脚させるとグッドエンディング、そして今回のようにウォーラム男爵と城塞騎士たちの和解にまで到達したのであればトゥルーエンディングとすることにしていました。
GMとしては、ボスとして登場したウォーラム男爵を気持ちよく倒して完全勝利を収めて欲しいという思いもあり、その意味でウォーラム男爵は「求められるのは力であり、力こそが真実だ! もし、お前たちが正しいというのであれば、それを力で証明してみせろ!」とわかりやすい宣言をしているのですが、とはいえ今回の話のテーマは「交流」「成長」「協力」であるため、その輪を広げていくことを最上級のクリア条件としています。
「LOST」の歴史はこの物語の前後100年、計200年ほどの構想があり、それをベースにシナリオを作っています。
そうやってできたシナリオを実際に何度かプレイしてみて、その中で最も完成度の高かった内容を「収束」と称して正史とし、それより先の時代の設定を修正することにしているのですが、今回の話では、本来であれば数年後には滅ぶ予定だったギルモア王国が少なくとも5年後までは繁栄を続けることがPCたちのエピローグによって示唆されており、王国存続、あわよくば覇権を手にする望みまでもが出てきました。
まあ、そうはいっても、クレアが戦争に協力することはないと思いますけれど……。
今回は見事トゥルーエンディングに到達したということで、エピローグとしてあの人の復活を暗示するシーンを付けて、いわゆる“優しい世界”というやつを演出したつもりだったのですが、これはGMの予想に反して多数のプレイヤーから不評を買うことになりました。
曰く、「あのまま終わって欲しかった」「亡くなっているからこそ意味がある」「オレの中であの人はあの場所に眠り続けている」とのことで、その場の空気を読めていなかったのはGMを務めたわたしだけだったようです(苦笑)。
そんな微妙なオチをつけつつ、これにて『Plain D20』によるTRPGリプレイ『輝くもの天より墜ち』は完全終了となります。
それでは皆さん、今後ともよい冒険を!