LOST ウェイトターン制TRPG


聖域の守護者イメージ

聖域の守護者 01.序文

 これから書かれていく内容はテーブルトークロールプレイングゲーム(以下TRPG)という卓上ゲームで実際に遊んだ様子をまとめたもので、一般にTRPGリプレイと呼ばれるものです。ここではTRPGやTRPGリプレイが具体的にどんなものなのかという概念を長々と説明したりはしないので、もしどういうものなのかわからない方や詳しく知りたい方はこちら[wiki]をご覧ください。そして少しでもTRPGに興味を持ったのであればこの先も読んでみてください。

 ひとくちにTRPGといっても多くのシステムがありますが、これから書く物語では「LOST」というシステム、および仮想世界を用いています。これは「ソード・ワールドRPG」という日本国内で最も広く遊ばれているTRPGのシステムにわたしが少し手を加えたものです。ソード・ワールドRPGに、今は懐かしいゲーム機となってしまったスーパーファミコンの名作ソフト「タクティクスオウガ」の要素を付け加えたシステムだと思ってもらうと間違いないでしょう。

 では、早速実際のプレイ内容を書いていきます。重複してしまった言い回しや、間違いを言い直した箇所、文章では伝わりにくいニュアンスなどにはある程度手を加えていますが、基本的に実際のプレイ内容をそのまま書き起こすことを心がけています。商業誌ではリプレイとして書き起こすときにかなり加工しているそうですが、このリプレイはあくまでも読み物としての楽しさより、読んでくれている方に実際のプレイ状況を伝えることを主目的としています。少しでもこのリプレイを読んだ方に実際にゲームを行っていたときの雰囲気が伝わるといいのですが……。




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