某日、某所にわたしを含めたゲームの参加者五人が集合しました。ゲームをするのに必要となる筆記用具やサイコロなどの小道具がテーブルの上に置かれます。騒音を気にせずに遊べる環境なので、セッションの雰囲気を盛り上げるBGMを流すためのスピーカーも設置。そして今日行うゲームであるLOSTに必要不可欠な専用のカードとノートパソコンも用意しました。TRPGというとアナログゲームというイメージがありますが、LOSTで遊ぶときにはデジタル色の強い環境になりがちです。
参加者の一人は今回初めてLOSTをプレイします。残りの三人は二度目のプレイになります。ゲームマスター(以下GM)であるわたしは、まず一時間ほど使ってプレイヤー四人に対してシステムの説明を行いました。本来のソード・ワールドRPGと異なる部分は主に以下のようになっています。
一通りシステム説明を終えると、続けて彼らが冒険することとなる世界や国家についての説明を行いました。