LOST ウェイトターン制TRPG


宮国紀行イメージ

宮国紀行 第3話(11)

GM:
 さて、あなたたちがなにも行動を起こさないのであれば、そのまま翌日の夜まで時間を経過させます。

サブリ(GM):
 最初のうちは軽く考えていたサブリでしたが、時間が経つにしたがって徐々に不安を募らせ、ついには「ギズリの奴はまだ捕まらないのかよ。まさか、このまま数日間ここで足止めってことにはならねぇよなぁ?」と口にしはじめました。

イーサ:
 監視についてる兵士に、「ギズリの奴の捜索状況はどんな感じなんだ?」と聞いてみるが。

イスパルタ私兵(GM):
 その質問に対し、声を掛けられた兵士は、「まだお前たちを解放できる状況ではない」とだけ答えました。

セルダル(GM):
「畜生。進展なしってことかよ」

エルド:
 イスメト様は市門に検問を敷いたと話していましたが、ほかにこの街から出る経路ってないんですかね?

GM:
 市門を通らずにカルカヴァンの街から出る方法ですか……。なにか思いつくかもしれないので、目標値9で知識判定を行ってください。

イーサ&エルド:
(コロコロ)成功。

GM:
 では、イーサとエルドは、カルカヴァンの地下に張り巡らされた上下水道を抜けて街の外にでられないものかと思い至ります。

エルド:
「そういえば、この街には地下水道があったはずですが、そこから街の外に出られるんじゃありませんか?」

シシュマン(GM):
 その可能性をシシュマンがやんわりと否定します。
「いやぁ、そいつは無理だろうな。去年から地下水道に下りるための点検口の蓋は全部鍵付きのものに換えられちまって、鍵がなければ外からは開かないようになってんだ。だから、いまは総督府の役人しか下りられなくなってる。それに、ここの地下水道は迷路のように張り巡らされていて、一度迷ったら二度と出てこられなくなるって話だ」

エルド:
「そうなんですか……」
 ほかに街の外に出る方法はないんですか? たとえば市壁を越えるとか?

GM:
 市壁の高さは最も低いところでも10メートル以上あります。それに、ところどころに兵士の詰める見張り塔があるので、よほど高レベルのスカウト技能を持っているか、脱出に適した魔法でも使えなければ、見つからずに壁を越えることは難しいでしょう。
 あと、後々わかることだと思うのでいまのうちに言っておきますが、検問には魔力感知担当の魔法使いも参加していますので、たとえ姿を透明にする魔法などを使ったとしてもそこを正面から通過することはまず不可能です。

エルド:
 うーん。そうすると、やはりギズリさんが捕まるまでのあいだ、ここで大人しくしているしかないんですかね?

一同:
 ……。

GM:
 特に行動がなければ、さらに時間を進めて、翌日の夕方になります。

サブリ(GM):
 当初予定していた出発の時間が過ぎると、サブリは苛立って周囲にあたり散らしはじめました。
「おい、ギズリの野郎はまだ見つけられねぇのかよッ!? 冗談じゃねぇぞッ!」

アゼル:
 「まだギズリの行方はつかめていないのか?」と、兵士のひとりに聞いてみよう。

イスパルタ私兵(GM):
「まだお前たちを解放できる状況ではない」
 イスパルタ私兵に問いかけても、昨日と同じ答えしか返ってきません。

イーサ:
「あんたら無能なのか? 市門を押さえておきながら、人ひとり探すのにいったいどれだけの時間をかけるつもりだ?」

イスパルタ私兵(GM):
 その挑発的な言葉に、私兵のひとりは「ふざけたことをぬかすなッ。いったいこの街に人が何人住んでいると思っているんだッ!」と、荒々しい声をあげました。

イスパルタ私兵上官(GM):
 それを、上官とおぼしきほかの兵士が、「おい、相手にするな」と制止します。

GM:
 以降、イスパルタ私兵たちは、あなたたちの問いかけに答えようとはしません。

アゼル:
 うーん。しかし、街中でロバを連れてたら結構目立つと思うんだが、ロバを連れていたギズリたちがそう長く身を隠しておけるものなのか? まあ、いまだにロバを連れているとは限らないわけだが……。

イーサ:
 ロバねぇ……。ん? そうだ、ロバ。ロバだよ!

アゼル:
 いきなりなんだよ(笑)。わかるように言え。いったいロバがどうしたっていうんだ?

イーサ:
 いや、アゼル、お前ロバに出くわしてるよな? 旅芸人の一座が宣伝行進してるときに変なロバが1頭いただろ。あれがギズリの連れてたロバなんじゃないか?

エルド:
 まあ、そのことを知っているのはアゼルさんだけなので、僕たちからは言えませんけどね。

アゼル:
 え? そうなのか? いや、だとしても、どうやって話し出せばいいんだ……?

イーサ:
 アゼルからうまく切り出せないんだったら、こっちから話し出す切っ掛けを作ってやる。
「しかし、ギズリたちはロバを連れてたはずだろ? ロバなんて連れて街中歩いてたら目立つと思うが、それでも見つけられないとはな……」

エルド:
「それはそうですが、もう売り払って手放してるってことも考えられるんじゃないですか?」

イーサ:
「そうだな。追っ手から身をくらまそうとすれば、まず目立つロバを売るなりなんなりするもんか」

アゼル:
(棒読みで)「そ、そういえば、旅芸人一座が変なロバを連れてたっけな……」って、こんな流れでいいのかッ(汗)!?

イーサ&エルド:
(爆笑)

GM:
 すっごくわざとらしい会話の流れですが、まあいいでしょう(笑)。

イーサ:
「旅芸人一座? そんなのがこの街に来てるのか。そいつは初耳だな。だが、その旅芸人が連れてたロバがどう変だったっていうんだ?」

アゼル:
「いや、それが、数頭いたロバのうち、1頭だけ芸ができない奴が混じっていたんだ」

エルド:
「旅芸人一座が連れていた、1頭だけ芸ができないロバですか……。その1頭をギズリさんが連れていたロバだと断定するには根拠が弱すぎますが、たしかに大所帯の旅芸人一座の中にならギズリさんたちも身を隠しやすいかもしれませんね。道化師の化粧などを施せば、変装にもなるでしょうし……」

シシュマン(GM):
「だが、仮に旅芸人一座の中に紛れ込んでいたとして、ギズリたちその先はどうやって逃げおおせるつもりなんだ? いくら旅芸人とはいえ、市門を通り抜けるときまで変装したままでってのは無理だろ?」

アゼル:
「それもそうだな……」
 荷物検査もおこなうから、荷物に紛れるのも難しいよな。

イーサ:
 ……ん? ちょっとまてよ。だったら、市門から入るときの荷物検査で、ギズリの荷物の中に盗品はみつからなかったのか? それとも、ギズリには荷物検査を誤魔化す術があったってことなのか?

アゼル:
 いや、そこは、俺たちが街に入ったときに荷物検査した奴が、その段階でイスパルタの家宝のことを知らなかったから素通ししたってだけのことだろ。

イーサ:
 なるほど……。それもそうか……。

セルダル(GM):
「しっかし、イスパルタ本家の三男が自らでばってまで探してる盗まれた家宝って、いったいなんなんだろーな? ギズリの野郎、そこまで荷物を丁寧に扱ってる感じじゃなかったが、あの背負い袋の中には相当な値打ちもんが入ってたのかねぇ?」

アゼル:
「イスメト本人が乗り出してきているってことは、ただの金目のものじゃないのかもな」

シシュマン(GM):
「ただの金目のものじゃないとしたら、神の遺産……ってところか? それなら、なに知らない者にはガラクタに見えるだろうが、天文学的な価値があってもおかしくない」

イーサ:
 せっかくだ。そのあたりのことを、見張りの兵士に直接聞いてみよう。
「ところで、あんたらの探している盗まれた家宝ってのはいったい何なんだ?」

イスパルタ私兵たち(GM):
 イーサの質問に対し、兵士たちは一度互いに顔を見合わせてから、「お前たちに言う必要はない」と答えました。

イスメト(GM):
 ちょうどそのタイミングで部屋の扉が開けられ、イスメトが姿を見せます。
「やあ、諸君。キミたちがここに来てからもうすぐ丸2日が経過するわけだが、調子はどうかな? あらためて私に話したくなったことがあれば聞いておくが、なにかあるかね?」

アゼル:
「ギズリさんたちの捜索はどうなってる? なにか進展はないのか?」

イスメト(GM):
「現在、街中の宿屋をしらみつぶしに調べているところだが、残念ながらまだそれらしい情報はみつかっていない。ギズリたちがすでになんらかの方法で街を離れ、グネ・リマナに向かっている可能性も考慮して、念のため騎兵をグネ・リマナへと向かわせることにした。できれば人員を割きたくなかったのだがな……」

イーサ:
「いま、この街に来ているっていう旅芸人一座のところはもう調べたのか?」

イスメト(GM):
「ああ、あそこか。あそこはいかにも身を隠せそうなところだったからな。一番最初に調べさせたが、ギズリたちの姿はなかったぞ」

イーサ:
「旅芸人の連れているロバの中に、芸ができないのが1頭いたはずだが、そいつは調べたか?」

イスメト(GM):
「ん? なにを言い出すのかと思えば、芸のできないロバだと? それがいったいなんだというのだ?」そう言って、イスメトは小馬鹿にしたように笑いました。

アゼル:
「ギズリが盗み出したっていうイスパルタ家の家宝は、あなたが直接探しに出なければならないほど貴重なものなのか?」

イスメト(GM):
「盗まれたのは門外不出の品だからな。それを奪還するため、私がイスパルタ私兵団を率いてここまで出向いてきたことのなにがおかしい?」

アゼル:
 うーん、そういうものなのか? よくわからないな。

GM:
 さあ、どうでしょう? 部下に任せようと思えばできたかもしれませんし、このイスメトの言葉をどう受け止めるかはあなたたち次第です。

エルド:
 そういえばひとつ気になっていたことがあるんですが、イスメト様って僕たちの宿屋に来た当初、ジェザさんのことを名前で呼ばずに、ギズリさんの同行者って呼んでいましたよね。もしかして、ジェザさんのことをよく知らないんじゃありませんか?

イーサ:
 なるほど。言われてみればたしかにそうだ。俺たちがジェザの名前を出すまではずっと同行者って言ってたような気がする。よし、イスメトをつついてみよう。
「ところで、イスメト。あんたはジェザがどんな奴なの知っているのか?」

イスメト(GM):
「ああ、もちろん知っているが、それがどうかしたのか?」

イーサ:
「あいつ、清潔感にあふれた感じだし、なかなかの美形だよな。さぞ異性に人気がありそうだ」

イスメト(GM):
「……まあ、美意識には個人差があるが、そう言えなくもないな……」

一同:
(失笑)

イーサ:
「ほう、なるほど。あんたの目にはそう見えるのか。あの髭面が!」

イスメト(GM):
「ひ、髭面だとッ!?」
 その事実があまりにも意外だったのか、これまで事務的かつ高圧的だったイスメトが、初めて隠し切れないほどの動揺を見せました。

イーサ:
「やっぱりか。あんた、ジェザの顔を知らないんだな」
 さて、ここからなんとかして俺たちを捜索に協力させる方向に持っていかないとな……(と言ってしばらく考えはじめる)。

アゼル:
 よし、それならここからは俺に任せろ!
「俺たちはジェザさんの顔を知っている。ギズリさんとジェザさんの捜索に俺たちを加えてくれないか?」

イーサ:
 あ、馬鹿。なんの捻りもないド直球投げやがって……。

イスメト(GM):
「……」
 イスメトはしばらく無言のまま考え込みます。
「たしかに、我々はジェザの顔を知らない。それは認めよう。だが、キミたちに同行してもらう必要はない。ここでジェザの容貌を教えてもらえばそれで十分だ。もし似顔絵が描けるようであれば、それをお願いしよう」

アゼル:
 あ、あら……(汗)?
「似顔絵や説明だけじゃ特定は難しいだろ。俺たちならば、ジェザさんを見ればひと目で特定できる」

イスメト(GM):
「ジェザはギズリと共に行動しているのだ。ある程度の人相がわかれば問題ない」

アゼル:
「そうは言っても、単独で行動してるってことだってあるだろ? むしろ、ギズリさんは人相がわれてるんだから、なにかするにしてもジェザさんだけで行動することのほうが多いはずだ」

イスメト(GM):
「いや、それはない。ジェザが単独で、ましてギズリに代わってなにかするなど到底考えられん」と、イスメトは半ば呆れた態度で断言します。そして、次の瞬間にハッとした表情をして、慌てて手で口元を押さえました。

アゼル:
「なぜ、そう言い切れる? 別行動は取らないという確信でもあるのか?」

イスメト(GM):
 イスメトはしばらく押し黙り、小さな声で「これ以上キミたちに話す必要はない」とだけ言います。

アゼル:
 明らかに変だ。なにか隠しているんだな……。
「なにか隠してることがあるんじゃないのか? それを俺たちに教えてもらえれば、もしかすると捜索の役に立つようなことに気づけるかもしれない。まあ、これ以上話したくないというのであれば仕方ないがな」と、揺さぶりをかけてみよう。

イスメト(GM):
「ならば仕方ないな。話はこれで終わりだ」

アゼル:
 なッ!?

イーサ&エルド:
(失笑)

アゼル:
「ジェザさんの顔がよくわからなくても、捜索に支障はないというのか?」

イスメト(GM):
「そうだ。我々は引き続きギズリを探す。ギズリを見つけ出せば、おのずとジェザも見つけられるだろう」

アゼル:
 むぅ……。イスメトはジェザさんの名前と姿を知らなかったくせに、その一方で、ギズリさんとジェザさんは常に一緒にいると確信している? いったいどういうことなんだ? わからん……。だが、ここでまた待ちぼうけを食らうわけにはいかない。なんとしても捜索に加えてもらわないと……。

 これ以上、無為に時間を経過させたくないと考えたアゼルたちは、自分たちを捜索に加えてもらうための策を練るためにここでしばらく長考に入りました。そして、あれこれ悩んだすえにようやくでてきた答えは――

アゼル:
「そうだ! 俺たちだけで捜索すれば、案外あっさりギズリさんをみつけられるんじゃないか?」

イスメト(GM):
「ん? それはどういう意味だ?」

アゼル:
「あなたたちの動きは、ギズリさんたちにかなり警戒されている。捜索の動きそのものを読まれているのかもしれない。だから、いくら探しても身を隠されてしまうんだ。だが、俺たちだけでギズリさんを捜索するなら、警戒されずに済むんじゃないか? もしかしたら、ギズリさんのほうから接触してくるかもしれない。もちろん、俺たちがあなたたちに協力していることをギズリさんに知られていなければの話だが、試してみる価値はあると思う……」

イスメト(GM):
 その提案を聞いたイスメトは考え込みます。

アゼル:
「どうしても俺たちのことを信用できないというのであれば、人質としてここに誰かを残していこう」

イスメト(GM):
 かなり悩んでいたイスメトでしたが、それでも首を縦には振りませんでした。
「いいや、やはり駄目だ。お前たちがここに残した者を見捨てて逃げ出さないとも限らん」

イーサ:
 まあ、俺たちの中で関係が深いのは、アゼルとニルフェルの血縁だけだもんな。そう判断されても仕方ないか……。

アゼル:
「俺はイスパルタに隣接する土地を管理しているジャフェル・クルトの甥だ。そして、こっちにいるニルフェルは、ジャフェルの娘。俺にとってニルフェルは実の妹のようなものだが、そのニルフェルを人質としてここに残していく。だから、俺たちにギズリさんの捜索をさせてくれ!」

ニルフェル(GM):
「えッ!?」

セルダル(GM):
「なッ!?」

エルド:
 あー。いま明らかにニルフェルさんの好感度が落ちましたよ。なんで本人の了解もとらずにそんなことを言うんですかね……(呆)。

イスメト(GM):
「ふむ。血縁者をここに残していくというのか……」そう言って、イスメトはさらに考え込みます。
「だが、それでもなお信用するには足らんな。もし、キミたちだけで捜索に出ることを許可して欲しいというのであれば、少なくとも半数以上の者はここに残ってもらおう。加えて、荷物や金の持ち出しは必要最低限しか許さんし、昼と夜の2度、捜索状況を報告してもらう。その条件でよいというのであれば、キミたちの捜索を認めなくもないが……」

アゼル:
 おっ、これでようやく動けるようになりそうだな。いま7人いるから、4人残して3人で捜索に出ればいいわけだ。
「よし! 俺とイーサとエルドの3人でギズリさんを探す。あとの者はここに残ってくれ!」

セルダル(GM):
「はぁ!? なんでその3人なんだよ?」
 アゼルの発言に、セルダルが間髪入れず不満の声を上げました。

アゼル:
「え?」
 まあ、3人ってことならPC3人で探しに行くのが当然だろ?

GM:
 それはプレイヤーの考えですよね。そうではなく、セルダルはアゼルに対して聞いてるんですよ。

セルダル(GM):
「ギズリの奴を探しに行くんだったら、オレの隠密行動や追跡の技術が役に立つはずだ! なのに、なんでそのオレが待機組みなんだよ!?」

アゼル:
 うーん。たしかに人探しの能力でいったら、セルダルに加わってもらったほうがいい。だが、そういうわけにもいかないからなぁ……。
(少し考えてから)
「何事もないとは信じたいが、正直なところ、ニルフェルをここにおいていくのは心配なんだ。それで、ニルフェルを任せられるのはお前だけだと思ったんだが……」

セルダル(GM):
「はぁ!? こんだけイスパルタ私兵が控えてる屋敷の中でなにがあるってんだよ! それともなにか? 本気でここが危険だと思っておきながら、ニルフェルちゃんを人質として置いてくつもりだったってのかッ!? ふざけんじゃねーぞッ! もっと納得できるよーな理由を言ってみろよッ!」

アゼル:
「……」
 うーん、俺がセルダルを外してイーサとエルドを連れて行こうとすることに、セルダルが不満を感じるのはわかる。だけど、プレイヤー的にPCを外してセルダルを連れて行くわけにもいかないだろ。かといって、セルダルを上手く納得させられる言葉も思いつかないんだが……。

エルド:
 あのー、僕はここに残ることになっても構わないのですが……。

アゼル:
 うーん。でもなぁ……。セルダルには上手く答えられんが、やっぱりPC3人で捜索することにする。

セルダル(GM):
「だんまりか……。そーかよ。オレの力は必要ねぇってんだな。そーゆーことなんだな……。わかったよ。だったら、オレはここに残ってることにする」そう口にしたセルダルは、視線を床に落として押し黙りました。

エルド:
 捜索組から外されたセルダルさんの気持ちもそうですが、突然人質としてこの場に残すと言われたニルフェルさんの気持ちはどうなんでしょうね?

アゼル:
 ま、まあ、なんとかなるだろ(汗)。
「……ここはまかせたぞ、セルダル……」

GM:
 その言葉にセルダルからの返事は返ってきませんでした。




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