一行のいる場所から南東方向にある丘の上に、ひときわ大きな身体つきの雄モノケロースが姿を現します。一行が慌てて雌モノケロースから受けた傷を回復しようとするなか、長い距離を加速しながら走る雄モノケロースが、グッと態勢を低くして突っ込んできました。猟師ハルクが警告していた“突撃”です。
イーサ:
「来るぞッ! “突撃”に注意しろッ! モノケロースの進行方向に並んで立つんじゃないぞッ!」
セルダル(GM):
「さすがに、こいつばかりはマジでやばそーだな」
セルダルはイーサの指示にしたがって、アゼルの横手に少し間隔を置いた場所に移動しました。
イーサが散開を命じましたが、これは、“突撃”に行使者以下の体格の対象を吹き飛ばして貫通する効果があるためです。この効果により、最悪の場合、縦に並んでいる者たちが連続して“突撃”を食らって、一網打尽にされることも……。
イーサの的確な指示によって全員が横に展開したため、雄モノケロースは真正面でスモール・シールドを構えて“防御重視”の姿勢をとるアゼルに狙いを定めて“突撃”してきました。
雄モノケロース(GM):
では、お待ちかねの角による“突撃”です。命中値は(コロコロ)14。
アゼル:
ここは、盾ディフレクトで止めるッ!(コロコロ)うわーッ! 12で失敗。やばい。死ぬーッ!
雄モノケロース(GM):
物理ダメージは……。(コロコロ)あまり振るわず、15点止まりです。
アゼル:
「ゴフッ!」
それでも、生命点が半分以下になった……。士気判定を――
GM:
士気判定の前に、《筋力ボーナス+2D》による対抗判定を行ってください。判定に失敗すると吹き飛ばされます。
雄モノケロース(GM):
雄モノケロースの筋力判定値は(コロコロ)10です。
アゼル:
むぅ、結構厳しいな……。(コロコロ)よしッ! 13で成功!
GM:
ならば、アゼルは吹き飛ばされず、雄モノケロースをそこで足止めすることに成功しました。お見事です。
アゼル:
やったッ! モノケロースの走り抜けを阻止したッ! 角で貫かれたけど、耐えきったぞッ! で、肝心の士気判定は……。(コロコロ)成功ッ! これならいけるぞッ!
モノケロースの基本戦術は、助走をつけた“突撃”によって敵を吹き飛ばし、その勢いのまま離脱するという単純なものなのですが、これがかなり凶悪な強さを誇ります。その凶悪な攻撃をアゼルは一撃目にして止めてみせました。一見地味なアクションではありましたが、その実、これまでにないほどの大活躍です。
アゼル:
それじゃ、足の止まったモノケロースに攻撃する。(コロコロ)命中。物理ダメージ10点!
エルド:
続いて、“アイス・ボルト”を発動します。(コロコロ)よしッ! ようやくクリーンヒットしました。物理ダメージ12点と魔法ダメージ5点です。
イーサ:
「今だッ! セルダル、横から攻撃しろッ!」
セルダル(GM):
「おうッ! これでも食らいやがれッ!」
セルダルは“渾身の一撃”を雄モノケロースに放ちます。(コロコロ)命中して、7点の物理ダメージです。
足の止まった雄モノケロースに対して、一行は一気に攻勢にでました。しかし、先ほど戦った雌モノケロースとは違い、雄モノケロースは傷つけても傷つけても、まだ倒れません。対して、雄モノケロースの攻撃がアゼルを捕えると、一撃でその生命力の半分近くを奪われるのでした。
イーサ:
「こらえろアゼルッ!」
アゼルに対して“キュア・ウーンズ”を発動。(コロコロ)よし来たッ! 生命点10点回復!
アゼル:
おお、それで全快だ!
エルド:
これで、また“突撃”を受けても生きていられますね(笑)。
アゼル:
いや、さすがにそれは勘弁してくれ(汗)。
そして、一進一退の攻防が続くなか、イーサは新たなことにチャレンジし始めます。
イーサ:
モノケロースに対して“行動順予測”を実行。
GM:
単体対象の“行動順予測”ですか。ならば、イーサは雄モノケロースの動作を観察することで、次回行動までに2.525ウェイトの間があることがわかりました。
イーサ:
じゃあ、“待機”を併用。合計3ウェイトにして、モノケロースの行動が終わってから飛び込んで攻撃することにする。
GM:
了解です。
雄モノケロース(GM):
では、雄モノケロースはアゼルに角で攻撃。(コロコロ)失敗。
イーサ:
そのタイミングで間合いを詰めて、モノケロースの背後からダガーで攻撃。(コロコロ)よっしゃッ! 6ゾロでクリティカルヒット! 物理ダメージ15点だ! そして、次のモノケロースの攻撃が来る前に離脱する。
“行動順予測”は、ウェイトターン制の戦闘システムならではの行動であり、うまく活用すれば、今回のイーサのように一撃離脱戦法をとることも可能です。
こうして、アゼルが敵の攻撃をすべてひきつけ、イーサが傷ついたアゼルを回復しつつ、手の空いたときに攻撃、エルドとセルダルが全力で攻撃を加えるという、4人の長所を最大限に引き出した戦い方ができたこともあり、一行は戦闘不能者を出すことなく、ついに雄モノケロースの生命点をすべて削り切ることに成功しました。
雄モノケロース(GM):
「ヴオオオオオーンッ!」
耳をつんざくような雄叫びを発し終えると、雄モノケロースはその大きな身体を崩れさせます。(コロコロ)雄モノケロースは昏倒しました。
アゼル:
やった! ついにモノケロースを倒したぞ!
おまけ:戦闘ログ、戦闘中の大まかな動き
アゼル:
しかし、いろんな人から散々脅されたわりには、そこまで大した相手でもなかったな(笑)。
エルド:
あれ? 雌のモノケロースを倒したときには、セルダルさんに対して真逆のこと言ってませんでしたっけ……? それと、完勝できたのは、有利な陣形で戦えたのと、ダイスの出目が良かったおかげだと思いますよ。
アゼル:
まあ、それもそうか。たしかに、モノケロースの攻撃を食らったら、俺以外は一撃死するくらいの威力ではあったしな。
「じゃあ、さっそく角を折るとするか」
イーサ:
「いや、その前に、ここでいったん全員の傷を完全に癒しておこう。角を折ってる最中に、また敵に襲われでもしたらたまらないからな」
戦いを終えた一行は、イーサの白魔法によって、全員の傷を癒していきました。この回復によって、戦闘中にも白魔法を使い続けていたイーサの精神点は、残りわずかとなります。
アゼル:
「さーて、傷も癒えたところで、雄モノケロースの角を折るとするか」
(コロコロ)うりゃー! 8点ダメージ!
GM:
8点ですか……。ならば、アゼルの振るった剣は、ガンッ!と音を立てて弾かれました。モノケロースの角には傷一つ付いていません。具体的に言ってしまうと、モノケロースの角は重金属鎧扱いでダメージ減少値が10あります。
アゼル:
うおッ! それじゃ、結構いい目を出さないと、ダメージ通らないぞ。角を折るのもたいへんだな。
イーサ:
こういうときは、両手剣のセルダルに頼むとしよう。
「セルダル。モノケロースの角を折ってくれ」
セルダル(GM):
では、イーサの指示を受けたセルダルが、雄モノケロースの角に向けて、両手剣を使った“渾身の一撃”を何度も撃ちこみます。そして、作業を開始してから10分ほどで、ようやく角を折ることができました。
エルド:
アゼルさんも、両手剣の使い方を覚えたほうがいいんじゃありませんか?
アゼル:
いや、俺だってバスタード・ソードを両手持ちすれば……。
GM:
それでも、“渾身の一撃”のダメージボーナスを考慮すると、平均ダメージはセルダルのほうが高いですけどね。
アゼル:
ぐぬぬ……。やっぱり、“渾身の一撃”があるといいよな……。
イーサ:
まあ、今回アゼルは盾役として活躍してたじゃないか。それで十分だろ。
イーサの言うとおりです。盾役はパーティーにとって欠かせない重要な役割なのですから、無い物ねだりするのではなく、本来の意味でのロールプレイ(役割演技)を楽しみましょう。
GM:
さて、そんな感じであなたたちがモノケロースの角を折ることに必死になっていると、背後の草むらからガサゴソと音が聞こえ、テジーが姿を現しました。
テジー(GM):
「……やったのか?」
イーサ:
「ああ。なんとかな」
テジー(GM):
地面に身体を横たわらせる2頭のモノケロースを目にしたテジーは、驚きのために目を大きく見開きました。
「まさか、2頭も仕留めるとは」
イーサ:
「雌のほうは出産間近で体力が落ちてたからな……」
アゼル:
ところで、このモノケロースって、このまま放置しておくと両方とも死ぬのか?
GM:
まあ、出血したままの状態で昏倒してるわけですから、放っておけば高い確率で死にますね。
アゼル:
だったら、“手当て”して出血だけでも止めてやろうか?
GM:
それは構いませんけど、目の前のモノケロースは全身に深い傷を負って、血の池ができるほどに大量出血している状態ですよ。人間の止血とはわけが違います。一応、ルール的には目標値43の判定になるんですが、それでも“手当て”を試みてみます?
一同:
(失笑)
アゼル:
さすがにそれは無理だな(笑)。
GM:
ここまで重傷を負った状態となると、もはや白魔法に頼る他に助ける手段はないでしょう。その場合、1点でも生命点が回復すれば、出血は止まります。……ですが、偶然にもあなたたちは、2頭のモノケロースのどちらともピッタリ生命点0で倒しているんですよ。そのため、“キュア・ウーンズ”で傷を癒した場合、モノケロースは即座に意識を取り戻し、再び暴れだすであろうことが予想されます。
アゼル:
……うむ。そういうことなら仕方ない。このまま放置することにしよう。
イーサ:
「よし。それじゃ、モノケロースの角も手に入ったことだし、急いでデミルコルに戻るとするか」
エルド:
「うーん……。ちょっと待ってください。どうせこのまま見殺しにしてしまうくらいなら、2頭ともここでとどめを刺して、雌のほうの角も持って帰るべきじゃありませんか?」
アゼル:
「それもそうだな。じゃあ、雌のモノケロースの角も折ろう。そして、長く苦しまなくて済むように、とどめを刺してやろう」
GM:
では、そのような話があがったことで皆の視線が雌モノケロースへと向けられたとき、雌モノケロースの後ろ脚がピクピクと動きました。しかし、その動きは雌モノケロースが意識的に行ったものではなく、どうやらその中にいる別の何かがそうさせたようです。
テジー(GM):
テジーがその動きに目を留めて、「仔馬が出てこようとしている!?」と言いました。
アゼル:
仔馬か……。まあ、親馬は両方とも死ぬんだし、いまさら仔馬が出てきても、どうせ生きていけないよな(笑)。
イーサ&エルド:
……。
エルド:
「アゼルさん……。どうするんですか?」
アゼル:
「親馬にはとどめを刺す。仔馬のほうは――」
エルド:
「見殺しですか?」
アゼル:
「まあ、手を下す必要はないだろう。親馬は殺す」
GM:
ちなみに、出産前に親馬が死んだ場合、仔馬が無事に母体からでてこられる可能性はかぎりなく低いです。
アゼル:
それだと、仔馬も苦しむことになるのか? だったら、仔馬にもとどめを刺してやったほうがいいかな?
イーサ:
「ちょっと待った! 待ってくれ、アゼル。お前はさっきから親馬を殺すと言ってるが、それは相手がモノケロースだからとどめを刺すって言ってるのか?」
アゼル:
「いや、なにもモノケロースだから殺してしまおうって言ってるわけじゃない。だが、たとえ動物とはいえ、長い間苦しませることになるくらいなら、せめて介錯してやったほうがいいだろ?」
イーサ:
「違う。そうじゃない。むしろ逆だ。俺が言いたいのは、これまでに昏倒した動物を介錯したことなんてなかったのに、なんで今回だけ特別に介錯してやろうとか言い出したんだってことだよ」
アゼル:
「う……。そう言われればそうだな……。わかった。それじゃとどめを刺すのはやめよう」
あっさり翻意したアゼル。どうやら、単なるその場の思い付きだったようです(笑)。
テジー(GM):
仔馬の様子を確認するために、テジーが雌馬の後ろへと回り込みました。そのテジーの目には、わずかに羊膜が映ります。
GM:
本来であれば、雌馬が力みつつ、立ったり横になったりを繰り返して分娩しますが、昏倒している状態では自然分娩は望めないでしょう。
エルド:
出てこようとしている仔馬を引っ張りだすことはできるんでしょうか?
GM:
産道に手を突っ込んで引きずり出せば、あるいは……。
アゼル:
残念ながら、アゼルは馬の出産の知識を持ち合わせてないし、そんなことはしないだろ。どうせ、やったところで育てられないだろうし。
イーサ:
「さあ、あとは自然の摂理に任せて、デミルコルに戻ることにしよう」
セルダル(GM):
「あ、ああ……」
セルダルはイーサの言葉にためらいがちに同意すると、羊膜の中でかすかに動く仔馬から目をそらしました。
エルド:
僕は、母馬のところに歩いて行って、なんとかして仔馬を母体の外に引っ張り出そうとします。
アゼル:
「エルド、何をするつもりだ?」
エルド:
「いえ、どうにかして、この仔馬を無事に出産させられないものかと思いまして……」
イーサ:
「その仔馬を出産させたとして、それでどうするつもりだ? 親を亡くした仔馬が、この森の中で生きていけるとは思えないが……」
エルド:
「そうですね……。たしかに1頭では生きていけないかもしれません。ですが、もしかすると生きていけるかもしれません。それって、やってみなければわかりませんよね?」
イーサ:
「そんな薄い望みのために、わざわざその仔馬を腹の中から出そうっていうのか?」
エルド:
「そうです」
GM:
一応言っておきますが、馬の出産って順調にいっても1時間以上かかりますよ。今回の場合、母馬が昏倒した状態ですからね……。少なくとも、2時間はかかるものと思ってください。
イーサ:
長いなッ! 2時間ここで潰すのかよ……。
エルド:
でも、出産させられないわけではないみたいですよ。やってみましょうよ。
まさか、ここでエルドが仔馬を出産させようとするとは……。いつもの気まぐれなのか、それとも琴線に触れる何かがあったのか? GMとしても、とても興味深い行動でした。しかし、人の手だけで仔馬を出産させるのはそう簡単なことではありません。そこで、GM側から助け舟を出すことにしました。
セルダル(GM):
「さすがにオレたちの手で仔馬を腹から出そーってのは悪手だろ。死産の可能性が高いうえに、下手すりゃ数時間かかる。その数時間の遅れのせいでセルピルがくたばっちまうよーなことがあったら、それこそ本末転倒だ。そんなことするくれーだったら、いっそ親のモノケロースを癒してやったほーがいいんじゃねぇか?」
アゼル:
「だが、そんなことをしたらまた暴れだすだろ?」
セルダル(GM):
「だったら、脚を縛り付けた状態で癒すってのはどーだ?」
イーサ:
「その状態でも、そのまま放置してたら死ぬだろ」
セルダル(GM):
「あー、そーか。たしかに、そーだな……。ちぇッ。都合よく、一時的に自由を奪える方法があればよかったのにな。そんな魔法みてぇなこと、できるはずねぇよなー」
自分でも、これはどうかと思うくらいわざとらしかったですが(笑)。
エルド:
(自分の所持魔法一覧を確認して)
「ありますよ」
セルダル(GM):
「な、なんだってーッ!?」
セルダルは驚いてエルドの顔をまじまじと見ました。
エルド:
「“バインディング”という魔法があります」
アゼル:
あー。“バインディング”かぁ……。いや、できるのか? うーん。
セルダル(GM):
「なんだ。そんな魔法があったのかよ。だったら、オマエの好きなよーにすりゃぁいい。ちゃっちゃと片付けて、早くデミルコルに戻ろーぜ?」
イーサ:
「そうだな。俺たちはセルピルを救うために、モノケロースを狩ったわけだからな。こんなところで、これ以上時間を無駄にするわけにはいかない」
アゼル:
「ちょっと待った! エルドが“バインディング”でモノケロースを縛り付けておくにしても、イーサが“キュア・ウーンズ”で傷を癒してやらないといけないんだよな?」
エルド:
「もちろん、そうですよ」
アゼル:
「ここから帰るのにも、敵と遭遇する可能性はあるんだ。何もこんなところで無駄に魔法を使うことないだろ」
エルド:
「うーん」
イーサさんのことを見て、「1回だけでいいので、母馬のほうだけでも癒してもらえませんか?」と言います。
イーサ:
「……お前がそう言うなら癒してやらないこともないが、母馬だけでいいのか?」
エルド:
「じゃあ、せっかくなので、貸しを2つ作っておいてください」
イーサ:
「わかった。だが、お前がこんなことを頼むなんて、モノケロースに情でもわいたのか?」
エルド:
「いえ……。まあ、ただの気まぐれですよ。じゃあ、“バインディング”をかけますので、その後にお願いします」
では、“瞑想”してから、雌への“バインディング”は……(コロコロ)6ゾロで発動しました。
GM:
ここで6ゾロですか!? エルドの本気が垣間見えましたね。さすがのモノケロースも、その“バインディング”を効果時間中に打ち破ることはできません。
イーサ:
その間に“瞑想”して……。(コロコロ)まず、雌の生命点を7点回復させた。
雄モノケロース(GM):
その段階で、雌は意識を取り戻し、立ち上がろうとするのですが、“バインディング”の効果によって全身の自由を奪われているため、思うように動けません。
エルド:
続けて“瞑想”して、雄への“バインディング”の行使値は(コロコロ)14です。
GM:
むぅ。これも高い。この“バインディング”の拘束を筋力で破壊するのは、少々時間がかかりそうです。
エルド:
魔法を唱え終えたら、イーサさんのほうを見ます。
「イーサさん」
イーサ:
「ああ」
それじゃ、“瞑想”してから雄の生命点を(コロコロ)4点回復させた。回復魔法を唱え終わったら全速力でその場を離れよう。
アゼル:
あ、全部“瞑想”してから唱えるのか。てっきり生撃ちするのかと思った……。
GM:
こうして、モノケロースを必死の状態から回復させると、一行はその場をあとにしていきました。
セルダル(GM):
全力で森の中を走りながら、セルダルがエルドに声をかけてきます。
「しっかし、エルドがあんなこと言い出すとはな。ちょっと印象変わったぞ」
エルド:
「それはどうも」
セルダル(GM):
「そーいや、これまでオマエの話って、ほとんど聞いたことなかったよな。今度聞かせてくれよ」
エルド:
「そうですね。もし機会があったら、お話ししますよ……」
GM:
この後、仔馬が無事に産まれたのか、それとも死産したのかは、あなたたちにはわかりません。しかし、少なくともモノケロースのつがいが、あなたたちを追撃してくることはありませんでした。