LOST ウェイトターン制TRPG


宮国紀行イメージ

宮国紀行 第9話(14)

GM:
 昼食を終えて正午を越えるとそれまで強く吹いていた風も弱まり、それに伴いうだるような暑さとなります。気温だけを比べればイスパルタのほうが高いはずですが、このあたりの地域は湿度も高いため強い不快感があります。

セルダル:
「さてと。メシも食ったし、そろそろ帰るとすっか」

ギュリス(GM):
「あれ? 自警団の詰め所に行くんじゃなかったの?」

セルダル:
「ああ、オレはな。だから、皆のことをお屋敷まで送ってから自警団に向かうことにする」

ギュリス(GM):
「えー? あたしもここの自警団に興味があったから、足を運んでみるつもりだったんだけど……」

セルダル:
「そーだったのか。だったら、このまま一緒に行くか」
 んじゃ、そのまま自警団の詰め所に向かう。

GM:
 了解です。
 では、飲食店をあとにしたあなたたちが自警団の詰め所を目指して中央広場を通り抜けようとしたところで、人だかりに出くわしました。その中心あたりから男性の怒声が聞こえてきます。

男性の声A(GM):
「テメェからぶつかってきといて、なに言ってんだッ、コラッ!」

男性の声B(GM):
「なにをッ!? 貴様がよそ見していたんだろうがッ!」

セルダル:
 どーやら、ケンカみてぇだな……。

男性の声A(GM):
「こいつッ! ふざけやがってッ!」

男性の声B(GM):
「やりやがったなッ!」

GM:
 その言い争いはみるみるエスカレートしていき、殴り合いにまで発展していきます。

セルダル:
 おいおい……(汗)。
「ちょっと、ここで待っててくれ」ってニルフェルたちに言って、ケンカしてる奴らのほーに近づいてく。

GM:
 ならば、ちょうどセルダルが喧嘩の仲裁に入ろうとしたところで、木製のクォータースタッフを手にした男たちがその場に駆けつけてきました。彼らは、チェインメイルを装備しており、その胸元にはイルヤソールの家紋を少しアレンジした紋章が刻まれています。その装備から、どうやら彼らがイルヤソールの自警団員であろうことはわかりました。

セルダル:
 何人きたんだ?

GM:
 どうやら、3人のようですね。
 自警団員たちは、喧嘩していた男性2人を取り押さえるとともに、その近くにいたセルダルのことも捕まえようとしてきます。

セルダル:
「ちょッ、オレは違うッ!」

自警団員(GM):
 弁明を口にしようとするセルダルに対し自警団員のひとりが、「言い訳だったらあとで聞いてやるッ! おまえらは大人しくこちらの指示に従っていればいいんだッ! あまり手を煩わせるようなら牢屋にぶち込むぞッ!」と声を荒げました。

セルダル:
 ……こりゃ、なにかするだけドツボにはまりそーだな。仕方ねぇから、ため息をついてその場で大人しくしてることにする。

 ここで抵抗する素振りを見せたのであればとあるイベントを発生させるつもりでしたが、素直に従うようでしたので見送りました。

ニルフェル(GM):
 すると、その様子を見ていたニルフェルたちが、あわててセルダルのところまで近づいてきました。
「違います! 本当にこの人は関係ないんです!」

ギュリス(GM):
「そうそう。喧嘩を見かけたから、それを仲裁しようとしてただけなんだよ」

自警団員(GM):
「そうなのか……?」
 若い女性2人の説明に、高圧的だった自警団員も少し態度を軟化させた様子です。

セルダル:
「仲裁に入るタイミングが悪かったみてぇだが、そーゆー事なんだ。誤解させちまって、悪かったよ」

自警団員(GM):
「あ、ああ……。こちらも早合点してしまったようで、すまなかった」

セルダル:
「いや、気にしねぇでくれ。そっちも仕事でやってることだもんな」

GM:
 あなたたちがそのような話をしているあいだに、喧嘩の当事者たちはほかの自警団員に引きはがされ、その場から去っていきました。そうして騒ぎがおさまると、自警団員たちもその場を離れていきます。

セルダル:
 やれやれ……。んじゃ、落ち着いたところで、「2人とも、ありがとな」ってニルフェルとギュリスに礼を言っておく。

ニルフェル(GM):
「お礼なんて、そんな……。あたりまえのことをしただけですよ」

ギュリス(GM):
「こっちとしても、厄介ごとに巻き込まれたくなかったからね」

セルダル:
「ハハッ。けどよ、おかげで詰め所に行った時に面倒なことになるのは避けられたぜ」

ニルフェル(GM):
「ところで、人も多くなってきましたし、やっぱりグンくんとトプラクくんにはお屋敷に戻ってもらったほうがいいですかね? 2人ともお腹がいっぱいになって、なんだか眠たそうですし……」

グン&トプラク(GM):
 ニルフェルの言うように、グンとトプラクは少しウトウトしているようです。

ニルフェル(GM):
「もう、お昼寝の時間かな?」と、ニルフェルはそんな2人の様子に目を細めました。

セルダル:
「そーだな。一度屋敷に戻るとすっか。いーだろ、ギュリスお嬢さん?」

ギュリス(GM):
「うーん。2人が大人しく昼寝してくれるんなら、叔母様の手もわずらわせずにすむかな……。了解。じゃあ、戻るとしますか」

 こうして、セルダルたちはグンとトプラクを連れて一旦イルヤソール邸へと戻りました。


GM:
 グンとトプラクを寝かしつけるべくイルヤソール邸に戻ってきたあなたたちは、そこでギズリと顔をあわせることになります。

ギズリ(GM):
「おう、お帰り」

セルダル:
「ギスリさんも戻ってきてたのか! そっちはどーだった?」

ギズリ(GM):
「ああ、うまいぐあいにスケジュールのあう王都行きの隊商を見つけることができた。出発は明後日の予定だ」

セルダル:
「流石はギズリさんだぜ」

ギズリ(GM):
「いやぁ。ただ単に、商人ギルドに顔をだしただけなんだけどな」そう言って、ギズリは苦笑しました。
「で、オマエのほうは、もう自警団の詰め所には行ってみたのか?」

セルダル:
「いや、オレのほーはこれから行くところだ」

ギズリ(GM):
「おお、そうか。それじゃ、呼び止めちまって悪かったな」

セルダル:
「別に構わねぇよ。んじゃ、ちょっと行ってくるわ」

ギズリ(GM):
「おう。……あ、あと、明日は予定空けとくから、送別会の約束忘れんなよ」
 それだけ言うと、ギズリはぶらぶらと屋敷の奥のほうへ歩いて行きます。

セルダル:
 んじゃ、こっちもあらためて自警団の詰め所に向かった。


GM:
 では、あらためて自警団の詰め所に向かったあなたたちは、そこで見覚えのある男に出迎えられることとなります。

自警団員(GM):
「あ、お前はさっきの……」
 詰め所に待機していたのは、少し前に中央広場でセルダルのことを押さえつけたあの自警団員でした。

セルダル:
「さっきはどーも」
 あのとき下手に暴れてなくてよかったぜ(笑)。

自警団員(GM):
「こんなところまできて、なにかあったのか? まさか、盗難届けとか、そういった面倒事じゃないだろうな?」

セルダル:
「いや、そーじゃなくて」と言って、紹介状を出した。
「こいつを、団長のクムルって人に読んでもらいてぇんだけどさ……」

自警団員(GM):
 そう言われると、自警団員はうしろを振り返って、「団長! 団長宛ての書簡を持ったお客さんが来てるんですが!」と、詰め所の奥のほうで上半身をあらわにして汗をぬぐっている黒い肌の男性に声をかけました。

クムル(GM):
「ん? 客だと?」そう言って、服に袖を通しつつ奥から出てきたのは、50歳近い白髪交じりの男性でした。古強者らしく、その露出した肌には数多くの傷がついており、特に左目の上下に走る傷が目立ちます。

GM:
 では、ここでクムルという人物に対する名声知識判定をどうぞ。目標値は9・11・13ですが、セルダルには+2のボーナスがつきます。

セルダル:
(コロコロ)8で届かず……。

GM:
 あらら……。ならば、セルダルはその顔と名前にはピンときませんでした。

クムル(GM):
「俺がクムルだ」
 クムルはセルダルの近くまで歩いてくると、その顔をにらみつけるような目で見ました。

セルダル:
 強そーだ……。ウチの親父とどっちがつえぇかな?
「どーも。オレはセルダルだ」

クムル(GM):
「書簡があるそうだな」

セルダル:
「ああ」と言って、書簡をクムルに渡した。んで、じっとクムルの様子をうかがってる。

クムル(GM):
 クムルはそれを手に取ると、「イルヤソール夫人からか……」と呟き、その内容にざっと目を通します。
「臨時の労働力をよこしてくれたというわけだな……。まあ、猫の手も借りたい状態ではあるが、足手まといは困るぞ」

セルダル:
「そーならねぇで済むよーに気をつけるよ」

クムル(GM):
 その返事を聞くと、クムルは壁にかけてあったクォータースタッフを手に取り、それをセルダルに投げてよこしました。
「それが、警ら用の得物だ。使い物になるかどうか見てやるから、好きなように振ってみろ」

セルダル:
 んじゃ、少しひらけた場所に移動してから、それを振ってみる。命中判定でもしたほーがいーのか?

GM:
 いえ、クムル側で“技量推測”を行いますので結構です。

クムル(GM):
(コロコロ……結果はシークレット)
「なるほど。それなりに使えそうだな」

セルダル:
「足手まといにはならねぇですむかな?」

クムル(GM):
 そのセルダルの問いかけに対して、クムルはなにも返しませんでした。
「じゃあ、詳しい説明をするから、中に入ってくれ。だが、うしろにいるお嬢さんたちは、これ以上は立ち入り禁止だ」

セルダル:
 やっぱりそーなるか。んじゃ、2人のことを見た。

ギュリス(GM):
「むぅ……」
 ギュリスは口には出さないものの、無念そうな顔をしています。

ニルフェル(GM):
「それじゃ、セルダルさん、頑張ってくださいね」

セルダル:
「すまねぇな。先に戻っててくれ」

クムル(GM):
「なにをしてる。のんびりしてる暇はないぞ。早くこい」と、クムルがセルダルのことを急かします。

セルダル:
「んじゃ、がんばってくるぜ」そー言って、クムルのあとについて行った。

GM:
 では、セルダルはろくに2人を見送る時間も与えられず、奥の小部屋へと連れていかれました。
 セルダルは小部屋に置かれた小さな机に着かされ、そこでクムルからイルヤソール自警団についての説明を受けることとなります。

クムル(GM):
「いいか。俺は一度しか説明しない。しっかり頭に叩き込めよ」

セルダル:
「ああ」

クムル(GM):
「現在この自警団に所属している者は総勢27人。お前をいれると28人だ。基本的に3人1組で構成される班単位で行動している。そして、6時から14時までの早番を3つの班、14時から22時までの遅番を3つの班、22時から翌日6時までの夜勤を2つの班が担当するといった24時間3交代制になっている。各班が、この早番、遅番、夜勤を順にローテーションしていくわけだが、夜勤番のうち3回に1回は免除されることになるため、その日は1日休日ということになる。つまり、8日勤務、1日休日だ。わかるな?」

セルダル:
「了解」

イルヤソール自警団勤務表

 この時点のカーティス王国では、まだ安息日が定められていません(苦笑)。

クムル(GM):
「とりあえず、お前は俺の隊に加われ。今日は早番だったから、午後からは勤務時間外だ。明日は遅番、明後日が夜勤。まあ、勤務時間外でも時間のある奴は訓練所に来て稽古していたりするがな……。それと書類仕事もあるが、これは勤務時間外に行うことになっている」

セルダル:
「しょ、書類仕事!?」

クムル(GM):
「通常勤務時の報告書作成のたぐいだ。なにもなければ書くことも少ないが、ここ1年のあいだ出動がかからなかった日はない」

セルダル:
「なるほどね……」

クムル(GM):
「それと勤務中の装備だが、さっき振らせたクォータースタッフと、紋章入りのチェインメイルが標準的な装備だ。使い慣れた鎧の装備を希望する者は、自警団の紋章が入った腕章をつけることになっている。街中で起きた喧嘩の仲裁などは基本的にクォータースタッフで行うが、相手が先に抜刀した場合に限り、刃物の使用が認められている。最後に賃金についてだが、通常勤務の日当は100銀貨。夜間勤務は200銀貨だ。俺のほうからは以上だが、なにか質問はあるか?」

セルダル:
「えーと、ひとつだけいーかな?」

クムル(GM):
 クムルはセルダルのその言葉に一瞥をくれただけで、特に返答しません。

セルダル:
「休日に訓練しにきてもいーのか?」

クムル(GM):
「同じことを二度言わすな。明日は14時までにここに来い」それだけ言うと、クムルは部屋を出て行きました。

セルダル:
「……わかった」
 オレも部屋を出た。

 3回ほどクムルの性格を示すシーンがありましたので解説しておきますが、クムルは「実戦に二度目はない」が信念のキャラクターです。彼は部下たちにもそのことを徹底させており、重複するやり取りは彼の怒りを買うことになります。

GM:
 そうすると、詰め所では自警団員たちが慌ただしく動き回っています。

セルダル:
 せっかくだし、しばらく様子を見ていくとすっか……。

GM:
 ならば、警らに出ていた3人組が戻ってきたかと思うと、休む暇なく街の人が飛び込んできて、ふたたび外に引っ張られていく姿などが見られました。

セルダル:
 これ、人手足りてんのか……? 明らかに足りてねぇよな……(汗)。

GM:
 セルダルの目には、詰め所に隣接する訓練所の様子も映ります。そこには、クォータースタッフを手にした自警団員たちの姿がありました。先ほどまで会話していたクムル団長もそこにいます。

セルダル:
 んじゃ、訓練所まで行って、そこで稽古を眺めてることにする。

GM:
 了解です。
 どうやら、クムルは若手2人を相手に乱取り稽古をしているようです。もし最後まで見ていくのであれば、その稽古は18時ごろまで続きますが、どうしますか?

セルダル:
 最後まで見てくとしよう。稽古を見ながら自分でもクォータースタッフを持って、どーやって取りまわせばいーのか見よう見まねで振り回してみる。

GM:
 もしセルダルが望むのであれば、ここで“技量推測”の判定を行い、彼らの実力をうかがい知ることも可能です。

セルダル:
 よし。そんじゃ、ヘヴィ・ウォリアーとしての技量を見ておく。(コロコロ)クムルに対しては11、若手のひとりが8、もーひとりが9だ。

GM:
 ならば、クムルはあなたと同等以上の実力、ほかの2人は格下であると感じました。

セルダル:
 なるほど。実際に訓練すんのが楽しみだな。

クムル(GM):
 クムルはとても洗練された綺麗な型の稽古をしています。しかし、クォータースタッフをはじめて振り回すセルダルにとって、その動きはそう簡単にまねできるものではありませんでした。

セルダル:
 まぁ、そーだよな……。うまくまねることができず、オレは頭をかいてる。

クムル(GM):
 そうやって、セルダルが長時間訓練を見続けていると、その途中でクムルが装備を変更しました。装備を変えたあとのクムルは、片手剣と小盾を構えます。

自警団員たち(GM):
 それにあわせて、自警団員の若手2人も同じ格好をしました。

GM:
 そこで、セルダルは面白い動きを目撃することとなります。

クムル(GM):
 自警団員たちと剣を交えるクムルは、たびたび小盾で自警団員たちのことをかちあげて、その体勢を崩す動きをみせました。

GM:
 クムルが使っている技は“シールド・バッシュ”です。まだデータ調整中のため正式導入していないのですが、ヘヴィ・ウォリアー技能用の行動オプションとして追加する予定です。

セルダル:
 身を乗り出してそれを見た。
「はー。すげぇな……」

GM:
 そんなところで、18時になり稽古は終了しました。

セルダル:
 んじゃ、訓練所から詰め所に戻る。詰め所に、中央広場で会ったあの自警団員はいるだろーか?

GM:
 そうですね……。では、彼は机の上で頭を抱えていました。早番だったはずなのに、18時の時点でまだ帰れていません(笑)。

自警団員(GM):
「くそ……。喧嘩騒動が8時と11時と12時と13時にあって、ひったくりが10時に2件と12時に3件で……」

セルダル:
 そいつのそばまで近づいて行って、「ずいぶんとたいへんそーだな」と声をかけてみた。

自警団員(GM):
「ん? なんだ、お前か……。まあ、見てのとおりだよ」

セルダル:
「明日からオレもそーなるんだろーな……。ってわけで、明日から一緒に働くことになったんで、よろしくな」

自警団員(GM):
「ほぉ、そうなのか。じゃあ、明日からよろしく頼むぞ。こっちは猫の手でも借りたい状況だからな。なにせ、まったくもって人手が足りてない。街の人口が増加していく速度に、自警団の規模が追いついてないんだ。かといって、この賑わいも一過性のものかもしれないから、予算もそう多くはとれないしなぁ」

セルダル:
「はぁ……。いろいろと難しいんだな……」

自警団員(GM):
「せめて、探索者連中がいなくなってくれさえすれば、少しはましになるんだが……。あ、そうだそうだ。遺跡探索者の取り締まり3件と……」
 自警団員はふたたび書類にペンを走らせます。

セルダル:
「そーいや、ちょいと先輩に相談してぇことがあるんだけど、構わねぇか?」

自警団員(GM):
「ん、なんだ?」

セルダル:
「もし、いーメシ屋を知ってるよーなら、そいつを教えてもらいてぇんだ。実は近々これまで一緒に旅してた連中と離れ離れになるってんで、その前にそいつらにメシをご馳走してやろーと思ってんだけど、まだこっちにきたばっかで、うまいメシ屋のひとつもわからず困ってたんだよ。あ、できるだけ高くねぇところでな……」

自警団員(GM):
「ほー。飯屋ねぇ……。まあ、手ごろな値段でうまい飯ってことなら、貧民街の近くにチャウラっていうピザ屋がある。俺としてはそこがおすすめだな」

セルダル:
「サンキュー! 助かるよ」
 先輩に頭を下げて詰め所を出たら、そのまま教えてもらったピザ屋に向かうことにする。一応、事前にリサーチしておかねぇとな。


GM:
 では、セルダルは19時くらいに、チャウラという店名のピザ屋に入りました。
 お店は結構な込み具合で、お酒を片手に、パン生地の上にとろけるチーズが乗せられたピザを頬張っている客たちの姿があります。

セルダル:
「すげぇ人だぜ。よっぽどうまいんだな……」
 オレも注文して食べてみよーとするんだが、いくらくらいするんだ?

GM:
 ピザ1枚で10銀貨です。

セルダル:
 んじゃ、それを支払って、残り131銀貨。寂しい懐具合ではあるが、明日の昼メシ分はなんとかなりそーだな。

GM:
 ええ。しかし、かなり底が見えてきましたね(笑)。ちなみに、余っている両手剣を売れば、100銀貨くらいにはなりますよ。

セルダル:
 ああ、明日の朝にでも売りに行くつもりだ。
 それじゃ、下見が終わったところで屋敷に戻るとする。




誤字・脱字などのご指摘、ご意見・ご感想などは メールアイコン まで。